海外にいながら、日本語で「深く読み、考え、書く経験」を。
研究者の仕事を体験しながら、高い日本語リテラシーを育てるプレミアム国語プログラム。
問いを立てる。批判的に読む。考えを比べる。熱く議論する。自分の言葉で考えをつづる。Think Lab は、本格的な研究活動を通して、日本語を知識・思考・創造のために使う力を育てます。
「話せる」から、「学び、考え、創造するための日本語」へ。
家庭での日常会話には困らない。けれど、文章を読むと理解が浅い。自分の考えを説明しようとすると、短い言葉で終わってしまう。まとまった文章を書くことを避ける。
海外で生活していると、日本語を使う場面は家族との会話に偏りやすくなります。そのため、日本語が話せていても、年齢に応じた抽象的な内容を読み、考え、論じ、書く経験は不足しがちです。Think Lab が育てるのは、日本語を維持する力だけではありません。日本語を使って、新しい知識を理解し、自分の考えを発展させ、他者に伝える力です。
会話はできても、説明が短い
「なぜ?」「どうして?」と聞かれると、「わからない」「なんとなく」で終わってしまう。
長い文章を避ける
日本語の本や記事を読むことに負担を感じ、必要な情報を見つける前に読むことをやめてしまう。
考えを書こうとすると止まる
感想は書けても、主張・理由・具体例をつなげてまとまった文章にすることが難しい。
日本語を使う場面が限られている
家庭会話以外に、日本語で学び、議論し、知識をつくる機会が少ない。
家庭で育ててきた「話すための日本語」を、
「情報を理解し、知識を生み出すための日本語」へ。
国語の点数だけでは測れない、高い日本語リテラシーを。
Think Lab では、読む・話す・考える・書く活動を別々に捉えていません。資料を読む、他者と議論する、考えを整理し、文章として何度も書き直すことはリサーチの過程に自然に組み込まれます。
複雑な文章を読み解く
文章の内容を追うだけでなく、重要な情報、筆者の主張、根拠、前提を読み取ります。
必要な情報を見つける
問いに応じて資料を探し、情報源の違いを考えながら必要な情報を選びます。
複数の情報を比べる
一つの資料をそのまま信じるのではなく、共通点、違い、矛盾を見つけます。
根拠をもとに考える
自分の意見と、そう考える理由や証拠をつなげます。
他者と考えを深める
質問、反論、異なる視点を受け取り、自分の考えを説明し直します。
構成のある文章を書く
問い・調査・分析・結論をつなぎ、読み手に伝わるレポートやジュニア論文を完成させます。
日本語リテラシーを育てるには、読み、考え、書く「目的」が必要です。
漢字や語彙、読解、作文は大切です。しかし、それらを孤立した練習として繰り返すだけでは、子どもにとって日本語は「やらなければならない勉強」になりがちです。研究活動で高いリテラシーが育つのは、問いの答えを見つけるという目的を達成するためには、大量の読み書きが必要となるからです。
知らないことを理解するために読む。自分の疑問を解決するために調べる。考えを明確にするために話す。発見を他者へ伝えるために書く。伝えたい内容があるからこそ、子どもはより正確な言葉、より深い説明、よりよい文章を必要とします。
伝えたい発見がある。
だからこそ、学びたくなる。
一人では、たどり着けない考えがある。
Think Lab では、子どもが一人で調べて発表して終わるのではありません。他の子どもの疑問や発見を読み、質問し、反論し、自分の考えを何度も組み直します。
誰かのアイデアが新しい問いを生み、その問いがさらに読む理由・書く理由になります。対話と改善を重ねることで、一人では到達できなかった理解と表現を目指します。
国で違う?
関係あるよ
根拠がある
重なって生まれている。
日本語を使う量が増える
先生に提出するためだけではなく、他の子の意見を読み、質問し、自分の発見を説明するために日本語を使います。
自分だけでは見つけられない視点に出会う
他者の疑問や資料に触れ、「その見方はなかった」「自分の説明では足りない」と気づきます。
最初の考えを、より高い水準へ改善する
アイデアを完成品として扱わず、根拠を加え、矛盾を修正し、より明確な説明へ書き直します。
高い水準の思考と表現に触れる
同年代の子どもの問い、説明、資料、改稿が、自分が次に目指すべき場所の道しるべになります。
この学習環境は、学習者が互いのアイデアを発展させながら理解を深める 「Knowledge Building」 の考え方を取り入れて設計されています。一人で学ぶよりも、日本語の読み書き量が増え、他者のアイデアが思考の材料になり、より高い水準の表現へ進めます。
ただ調べるだけでは終わらない。考えを何度もアップデートする仕組み。
問いを立てる
「なんとなく気になる」を、調べ、考えられるリサーチクエスチョンへ変えます。
資料を読む
本、記事、データ、映像などから、問いに必要な情報を探します。
調査する
観察、実験、比較、インタビュー、文献調査など、問いに応じた方法を選びます。
対話する
発見を共有し、質問や異なる意見を受けて、自分の説明を見直します。
文章にする
問い、根拠、分析、結論をつなぎ、他者が理解できる文章にします。
改善する
フィードバックを受けて読み直し、内容・構成・表現を何度も改善します。
5つのテーマから、自分だけの問いを見つける。
年間を通じて、身近な生活から社会、自然、テクノロジーまで、複数の研究領域に触れます。テーマは共通でも、どんな問いを立て、どのように研究するかは一人ひとり異なります。
人間の心と行動
言葉と文化
社会と経済
環境と自然
テクノロジー
共通のテーマから、こんな問いが生まれます
なぜ国によって朝ごはんに食べるものが違うの?
AIは、自分たちの勉強を助けてくれる?
バイリンガルの人は、使う言葉によって考え方も変わる?
どうして、すぐ覚えられることとなかなか覚えられないことがある?
食品ロスを減らすには、どこから変えるべき?
未来の学校では、先生の役割はどう変わる?
※ これらは研究領域と問いの例です。実際のリサーチクエスチョンは、体系的なテーマ設計の中から子どもたち自身が立てます。
自分の考えを、論理的に伝える技術を磨く。
Think Lab の研究は、口頭発表だけで終わりません。子どもの発達段階に合わせ、観察記録、図解、ポスター、レポート、比較分析、ジュニア論文などの形で研究成果を残します。書いたものは一度提出して終わりではなく、質問やフィードバックを受け、内容・構成・根拠・表現を見直します。
絵とことばで、発見を残す
- 観察記録
- 絵と短文
- 発見カード
- 1枚研究ポスター
- 短い口頭説明
文献を比べ、構成力のある文章を書く
- 複数資料の比較
- 仮説と検証
- 図表
- 研究ポスター
- 構成のあるレポート
根拠を引用し、論じる
- 文献調査
- 比較・テキスト分析
- 引用と根拠
- 批判的な検討
- 長文レポート・ジュニア論文
※ 上記は文章が改善されていく過程を示す構造例です。実在する生徒の作品ではありません。
「アイデアを育てる」独自プラットフォーム。
Think Lab の学びは、週1回のクラスの中だけで終わりません。独自の談話プラットフォーム「ThInC Space」で、子どもたちが問い、発見、資料、考え、文章を記録し、クラス外でも研究と議論を続けます。
問いと発見を記録する
思いついた疑問、読んだ資料、調査中の発見を残します。
他者と対話する
クラスメイトの考えを読み、質問、補足、反論を投稿します。
アイデアをつなげる
自分と他者の発見、複数の資料、過去の投稿を関連づけます。
考えと文章を改善する
分析結果を見たり、クラスメイトの文章を見ながら、自分のアイデアや文章を改善していきます。
成長の過程を振り返る
ことばと思考の分析ツールを見ながら、どのように自分の理解や文章が変化したかを振り返ります。
気候が関係してると思ったけど、暑い国どうしでも朝ごはんが全然ちがった。他にも理由がありそう。
資料 · 記事
宗教も関係してるかも。この記事に書いてあったよ。
歴史も! 昔からとれる作物がちがうから、って先生が言ってた。
※ 上図は ThInC Space の画面イメージ(コンセプト)です。提供機能は開発状況により異なる場合があり、一部は今後実装予定の構想を含みます。
高度な学びには、高度な対話ができる環境が必要です。
研究者が設計するカリキュラム
教育、学習科学、言語教育、ライティング研究の知見をもとに、読む・考える・議論する・書く活動を統合しています。
高度な研究・専門教育を受けたメンター
メンターは答えを教えるのではなく、問いを深め、根拠を求め、考え直すための対話を行います。
最大8名の少人数クラス
一人ひとりの問いと文章に向き合いながら、他者との知的な対話も成立する人数に限定しています。
クラス外まで続く知的環境
週1回の授業だけでなく、ThInC Space 上で読む・書く・コメントする・改善する活動を継続します。
教材だけでも、講師だけでも、プラットフォームだけでもない。
研究型カリキュラム、高度なメンター、少人数の知的コミュニティ、継続的な談話環境を組み合わせることで、高い日本語リテラシーと思考力の育成を実現しています。
最新教育・学習科学の研究に基づく、子どもの国語教育を。

トロント大学 OISE 博士課程後期にて、学習科学、教育テクノロジー、言語、ライティング研究を行っています。Think Lab のカリキュラム設計とプログラム監修を担当していますが、メンターとしても直接子どもたちと関わっています。
日本語を正しく使うことだけでなく、子どもがどのように問いを立て、資料を理解し、他者との対話を通して考えを発展させ、文章を改善していくかを重視しています。
メンターは、「答えを教える人」ではありません。
「なぜそう考えたのか」「どんな根拠があるのか」「別の見方はないか」と問い返し、子ども自身がより深く考え、より明確に書けるように伴走します。
補習校でも、作文教室でも、自由研究クラスでもない。
| 一般的な日本語学校や国語塾 | 自由研究、普通の探究学習 | Think Lab | |
|---|---|---|---|
| 学習の起点 | 教材や問題 | 個人の興味 | 幅広い共通テーマと自分の問い |
| 読む目的 | 問題に答える | 情報を集める | 問いを深め、根拠を探す |
| 対話 | 正解の確認と解説 | 発表中心 | 質問・反論・アイデア改善 |
| 書く活動 | 作文や記述問題 | 研究のまとめ | 調査・分析・改稿を含む文章 |
| フィードバック | 答えや表現の修正 | 完成品の評価 | 考える過程と文章の改善 |
| 成果 | 教科学力 | 一つの作品 | 高い日本語リテラシーと思考力 |
※ 他の学び方を否定するものではありません。Think Lab の目的と方法の違いを客観的に整理したものです。
少人数で、じっくり考え、書く。
- 週1回・90分クラス
- ThInC Spaceでの授業外活動
- 思考力・語彙力が見える分析ツール
- 2か月ごとの成長レポート
- 学期ごとの研究発表会
※ 実際の曜日・時間・対面場所は、最新の開催情報をご確認ください。ご希望の日時があればお気軽にお申し付けください。
ここにしかない学びを、
まずは体験してみてください。
初回クラスに参加してみませんか?
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よくある質問
Q.日常会話ができれば参加できますか?
Q.日本の学年相当の国語力がなくても参加できますか?
Q.漢字や語彙も学びますか?
Q.補習校や国語塾との違いは何ですか?
Q.自由研究との違いは何ですか?
Q.クラス全体で研究すると、個人の学習は薄くなりませんか?
Q.帰国受験や中学受験の対策になりますか?
Q.英語も教えますか?
Q.宿題はありますか?
Q.トロント以外からも参加できますか?
Q.文字がまだ十分に書けなくても大丈夫ですか?
小学生からはじめる、思考力を育む国語。
まずは90分の体験授業から。ここにしかない、プレミアム国語クラスをぜひ体験してみてください。
この記事だと宗教も関係してるみたい。気候が違うからっていう根拠はある?